今まで散々Mini-ITXで次のマザーを考えてたがここへ来て急にMini-DTXマザーCrosshair VIII Impact(以下 C8I)が選定候補に浮上した
ケースをMini-DTX対応可能なものに変更した
さらにこれのフロントパネルIOにはUSB Type-Cがついてる。それだけなら珍しくもないがこれが内部コネクタがType-Eとかいう初めて見るタイプ
このケースに入るマザーでAM4対応はC8Iのみ
Crosshair VIII Impactとはどんなマザーか
一言でいうとちょっとおかしい
- Mini-DTX
- 映像出力端子がない
- スイッチ類の搭載
- ライザーで無理やり場所を確保
- コネクタ類の数
Mini-DTX
Mini-DTX基板サイズ - 170mm×203mm。DTXを縦方向に削ったものとなる。拡張スロット - 最大2本ATX・microATX、拡張スロットを2本持ったMini-ITXケースに実装可能
Mini-ITXより下に33mm長い
マザーボード下部に33mm余裕があればケーススペックにMini-DTXと書かれてなくても入る
Mini-DTXなんて規格は存在しても商品自体はこれ以外出てたのか俺は知らない
価格.comのスペック検索ですらMini-DTXの項目がない
MicroATX対応ケースでハイスペックなマザーが欲しい場合も候補に入るかも
記憶の限りじゃこれよりハイスペックなMicroATXマザーを知らない
映像出力端子がない
ASUSは過去AM4 300シリーズチップセットも同じように映像出力端子無しでITXを発売していた
評判が悪かったせいで400シリーズには映像出力端子が付いた
が、ここに来て再び方針転換
「こんなマザー買う奴らなんてAPUなんて使わないでしょ? それより機能を詰め込みたい」
というASUS開発の強い意志を見た
ボタン、スイッチ類の搭載
CMOSクリアだとかは他のX570 ITXに有るがC8Iは数が段違い
電源ボタン
リセットボタン
SafeBootボタン (UEFI BIOSを初期化させずセーフモードで起動)
ReTryボタン (説明下記)
CMOSクリアボタン
Slow Modeスイッチ (説明下記)
驚異の6つ
ハイエンドモデルにしかなかったようなものまでついている
ReTryボタン
極度のオーバークロックや液体窒素などとを用いた極冷環境ではリセットボタンでのシステム再起動や強制終了かがかできない場面に遭遇することがあります通常このような問題が発生した場合は電源ユニットの電源ケーブルを抜くなどして電力供給を遮断してシステムを停止させなければなりません。Reilryボタンはこの類わしい作業からあなたを開放しますRelryボタンを押すことによりUEFI BIOSの設定を保持したままシステムを強制的に再起動することかができます。
マニュアルより
液体窒素とか出てきてちょっと混乱するが
要するにキルスイッチみたいなもんだと理解した
Slow Modeスイッチ
Slow Modeスイッチは、液体窒素(LN2)などの極准環境でのベンチマーク時に使用する機能でプロセッサーによっては高い周波数で動作することのできる温度範囲が非常に狭く、高い周波数で安定した動作を得るには統密な温度管理が必要ですおこのSlowModeスイッチを有効にすることで、プロセッサーの動作倍率を一時的に最低倍率まで下げけて負荷を低減させることで、プロセッサーの発熱量を抑え時間を掛けて調整することがかが可能になりますずまた、Slow Modeスイッチを無効にすることによってCPUは設定された周波数に引き上げられまあすSlow Modeスイッチを使用することによって、オーバークロック設定を行なった低温状態のシステムを起動する際に周波数と温度の同期かより簡単に行え、システムクラッシュの確率を大幅に下げることかができます。
理解できるか?
俺は理解を諦めた
ライザーで無理やり機能を確保
オーディオとM.2の置き場がなかったせいでこの2つがライザーカード化されている
ライザーはASUSのITXでもやってる十八番
気になるのは
M.2ライザーでエアフローが分断されないか
自重で垂れ下がらないか
簡易水冷のラジエーターに干渉しないか
コネクタ類の数
ITX板なら当然有るだろうSATAコネクタとかは除外して紹介
USB 3.2 Gen2コネクター
冒頭でも紹介したようにこれはC8I対応しているものがない
PWM4Pinコネクタ、ポンプコネクター
ライザーに搭載されているのを含めて全部で4つ
CPU、CHA、RAD1A、RAD1B
ポンプコネクター
これは本格水冷用、コントロールは効かないがファン用より大出力の電気が流せる
簡易水冷の場合はCPUにポンプをRADにファンをという説明
ITXじゃ2つないし3つが限界だったがライザーにコネクターつけることでさらに数を増やしている
水冷システムコネクター
本格水冷で冷却液の温度や流量を監視するパーツ用
俺には用がないな。今の所
温度センサーコネクター
要は温度計
こんなのをつければ好きな場所の温度をマザーが取得してくれると
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基本スペック
同じASUSのStrix X570-I Gammingとメモリーの最大クロックやVRMなんかの基本的な機能は同じ
メモリーが2枚刺しから4枚刺し可能になったのが一番大きな違い
値段
値段はAmazon.com価格でITXが$260でC8Iが$460
ITXの方は一気に23%OFFになったからかなり安く見える
C8Iの方は割り引かれてないが今後同じ程度の割り引きがあっても$100近く高い
終わり
ハイエンドな小型マザーとしてありったけ詰めるだけ詰めた結果ちょっと大きくなりましたって感じのCrosshair VIII Impact
かなり挑戦的でちょっとおかしな設計でちょっとおかしな人を引きつけそう
問題は紹介した独自機能に1万以上払えるかという事
値段が割り引かれないままなら2万の価格差
Ncase M1で本格水冷人にはいいかも知れないが、そうなるとラジエーターとライザーの干渉がとても気になるところではある
底にラジエーラーを取り付ける構成だとGPU取り付けられないし難しいな
なんにせよ常人には決してオススメできない
常人にはこのぐらいが丁度いい
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