ITXマザー ASUSのROG STRIX X570-I Gaming レビュー

SATASSDが異常に発熱*1したり、NVMeの故障で新しいのを買ったあとにRMA保証受けてNVMeが2枚に増えたりする中でNVMeが二枚取り付けられるITXマザーが欲しかった

 

 

 前世代のこれなんかもNVMeが二枚載せられるけれど、PCIeレーンを分割して使う仕様の罠が有るのでGPUを取り付けられるPCIe x18が分割されて x8に半減する

分割されても1080Tiクラスでも誤差程度ではあるのがベンチ結果で明らかになってる

 

だが、ひょんなことからダルビッシュに2080Tiを貰えることになったら足を引っ張る可能性も否めない

なによりX470-Iは生産停止されたのかプレミア価格になってしまってる

B450-Iなら普通の値段大きな性能差もないんで特にこだわりがないならこっちをおすすめする

ASUS AMD B450 搭載 AM4 対応 マザーボード ROG STRIX B450-I GAMING 【Mini-ITX】【 第3世代 AMD Ryzen CPU に対応】

 

 

結構時間をかけてMini-ITXMini-DTXを検討してきた

GIGABYTEASUSで両者で迷った末にASUSに決めたが決めては見た目

スペック差としてはASUSのほうがVRMフェーズ多かったり、対応メモリークロックが高かったりとするが、そこまで高スペック構成にしない俺にはあまり意味がない

ITXマザーにして3つとファンコネクタ多いのもファンの多い構成で組んでる俺にはありがたい点ではある

 

 

購入先

NewEggで買った

最初はAmazon.comで納期1、2ヶ月で予約した後でNewEggが取扱開始して即出荷できる体制だったのでキャンセルで注文をし直した

値段としてはAmazon.comで最安の発送オプションを選んだ場合よりも1,000~2,000円ばかり高かった

日本で初値が40,000円ぐらいだったのを考えるとだいぶ安い送料込み34,691円で買えた

 

 

 

NewEggで高い配送オプション選んだら10日に買ったものが14日の午前中には届いた台風とかもあって日本への便が飛ばないんじゃないかと思ったが、ここまで早いと国内通販と対して変わらんな輸送経路はカリフォルニアからアンカレッジ、大阪という地球半周の長旅

多分製造が台湾なのを考えると地球一周してる

そんなところにロマンを感じる海外通販

 

 

レビュー

外観

VRMヒートシンクチップセットヒートシンクとても目を引く

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チップセットヒートシンクオーディオカードとM.2スロット、M.2ヒートシンク一体化させた何か*2凄い重厚感

 

PCIeスロットも金属板で強化されている今まで使ってたX370GTNにはこれはなかった

このGPUがダレないように金属で補強するQ-SLOT機能は組んでみるとかなり効果があるのが分かった。GPUの自重による垂れ下がりが抑えられるのでHDDとの干渉がかなり抑えられた

写真には写ってないがProCool IIというCPU給電のコネクタも金属で補強されていて放熱性を向上させて安定的にPCを動かすという機能があるが、そっちの効果の程は不明

 

 

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GIGABYTEのようなごついバックプレートはない

VRMヒートシンクを支えるところだけバックプレート式

ダサかった「ハンギャク」の文字は消えたが「ゲーマー、ハイブリッド」と謎のカタカナは健在。これは表面に取り付けられているM.2ヒートシンクも同じ

 

 

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X370GTNと比べるとどれだけ中身を詰め込まれてるかとてもわかり易い

BIOSTARは低価格路線でうってるので、ITXで最大限の性能を目指してるASUSのとはまるで別モン

 

分解

普通は分解できるパーツ数なんて無いものだが、これはファンやなんか色々付いてるんでかなり細かくできる

 

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VRMヒートシンクファン

残念ポイントなのはシロッコファンでバックプレート側へ外排気だと思ってたが普通の吹き下ろしなトップフロー型

 

 

8+2の10VRM10フェーズ

数でいうとASRockのX570ITXと1位タイ

フェーズダブラーを使用しない設計で発熱量は高いが、要求される電圧の変化にクイックに反応できるらしい

 

 

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MOSFET International Rectifier「TDA21472

この辺細かいことは解説できないが、Radeon VIIなんかにも使用されている高品質品

70Aの電流に対応するためASRockの60A対応のやつよりスペックは上らしい*3

 

 

 

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PC構成を読み込んで自動的に最適なOCを自動でやってくれる機能があるようでそれを制御するためのチップ

Googleの機械学習とは関係ない

 

 

 

 

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 真ん中のはM.2スロットとオーディオカードを一体化したもの

高音質を売りにしてるがそこは全然こだわらないところだ

ASRockは光デジタル出力が乗ってるんでオーディオ周りはASRockのほうが力を入れてる*4

 

バラすときネジ止めだけじゃなく六角スペーサーで止めてたんでビットを外せばスペーサー用ボックスドライバーにもなる安物ドライバーセットが活躍してくれた

 

 

付属品

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左からアドレサブルLED用ケーブル、フロントIOスイッチ用延長ケーブル、フロントオーディオ用延長ケーブル

特にこのスイッチの延長ケーブルはすごくありがたい

狭い中でピンを接続しようとすると手を切ったち最悪パーツを破損したり

 

これの存在に気づけなかったから、VRMヒートシンクファンの接続部を折った

 

 

 

続く

 組み立て & ベンチとかはまた今度

 

nextaltair.hatenablog.com

 

おまけ

写真すべて

https://imgur.com/a/LgE6KXz

 

*1:これは使っているSU660

*2:このワンセットに名前があるのか知らない

*3:VRMまわりについてはらしいが多い

*4:ASRockのやつはThunderbolt3といいわりとクリエーター向けな機能だな