CHIAの耕地でHDDの空き容量を埋めたんで残った128GBの大容量メモリーと空のNVMeの行き先としてPrimoCacheでアサクリヴァルハラの読み込みを高速化

CHIAの日記でも軽く触れたPrimoCache

キャッシュ化というとStoreMI・FuzeDriveのトラウマが蘇るところ

 

ではあるが、普通に使えばあまりまくる128GBと、倉庫用にしては256GBと容量のもと内NVMeのまっさらなNVMe行き場所としてゲームをやる時のキャッシュとして役に立ってもらうことにした

 

 

先に結論

FuzeDrive買うぐらいならこっちを買え

ベンチマークの読み込みでは確かに高速化がなされている

安定性は不明

シェアウェアなので3,000円($29.95)ちょっとの価値をどう見るか判断が分かれる

アサクリヴァルハラのパリ包囲のDLCを試用期間中プレイしてみて買うかは決める

試してもないがシステムドライブで使う気になれない

 

2021/08/17 追記

買うわこれ

NVMeにインストールしてた時に比べてロード時間が長くなったという体感はない

実際に時間を測ってどうだと思ったら2分ほどでプレイ可能になった

 

発売したばかりのPCIe4のNVMeに比べてのロード時間に比べて20秒ほどしか時間は変わらない

それどころか、メインメニューからプレイ可能までの時間は早くなって28.61秒とレビュー記事内で最速クラスって言われてるやつに勝ってる

 

起動までの時間が伸びた分はシーズンパスに含まれてるDLCの参照に時間がかかってるせいかも

 

 

 

機能

キャッシュ化という点ではFuzeDriveと一緒のような動作をするんだろうと思えるが実は結構違う

 

FuzeDriveは高速ストレージ*1と低速ストレージ*2を組み合わせてRAIDを組んで一つのドライブとして認識させる

一つのドライブを高速化させるために一つのドライブが必要*3

 

PrimoCacheはキャッシュ先がストレージではなくてメモリーの領域を確保してそこを使うさらに2次キャッシュ(L2)としてSSDを使った二段構えのキャッシュ化

RAMのみでもキャッシュを作成して高速化が可能

キャッシュが作成されたらそのキャッシュを使用して高速化させるドライブを複数選択できる

細かい話はマニュアルを読め

 

 

 

使う

細かい話はすっ飛ばして

f:id:NEXTAltair:20210814171725p:plain

プリセットからRead&Writeを選んで少し調整しただけ

 

  • MMはメモリーの半分ぐらい確保しておいた。自動で入力される最大値*4
  • グレーアウトしてるIMはOSが認識してないメモリー領域*5
  • L2に指定する不揮発性のストレージはフォーマットしないと使えないの*6
  • Enable Defer-WriteはL1から書き込みされるまでの待ち時間。長いほうが早いがデータの安全性の問題がある。INFINITYというあぶれたぶんだけ書き込む設定もあるがゲームの読み出し専用ドライブならその設定は全然あり

 

 

f:id:NEXTAltair:20210814175113p:plain

PrimoChashが容量を抑えてるのでWindowsで使える領域はこうなる





 

 

アサクリヴァルハラ ベンチ

測定誤差±5秒ってことろ*7

 

f:id:NEXTAltair:20210814174033p:plain

測定開始

セーブデータのクラウド同期とかが入るんでそれが終わってロゴが表示されてからカウントを初めて「Any Key」やつが出るまで

キャッシュ化しようとしまいとUBIのロゴやAMDのロゴなどなど流れるんで時間にあんまりさはない

 

f:id:NEXTAltair:20210814174325p:plain

メインメニュー

ボタンを押すとDLCチェックが入るんだがこれもネット経由で見てるから短縮にはならないかと思ったが10秒ぐらい縮まる

ベンチマークをクリックから

おなじみのロード待ちアサシンを経てベンチマークが開始されるまで

キャッシュ化がなされると1分の短縮はええわ、驚くわ

 

ベンチマーク終了はベンチが動いてる時間なので見なくていい

 

 

  AC ヴァルハラ AC ヴァルハラ AC ヴァルハラ  
  Cash化なし 1 2 3
タイトルロゴ 01:05.14 01:07.13 01:01.37 01:02.24
メインメニュー 00:35.15 00:39.18 00:28.70 00:26.79
ベンチマーク表示 01:35.09 01:37.97 00:38.35 00:35.18
ベンチマーク終了 01:26.86 01:29.30 01:27.10 01:28.47
  04:42.95 04:53.60 03:35.52 03:32.69

 

 

 

f:id:NEXTAltair:20210814175352p:plain

ヴァルハラベンチ

キャッシュ化 01回目

f:id:NEXTAltair:20210814175519p:plain

2回目

Cached Readの割合が増えれば増えるほど仕事してくれてるのがわかるやつ


 

終わり

ロード激長のAAAタイトルをやりたいが入るだけのSSDを持ってないって人はいいかもしれない

とはいえそれは13,000円ほどのWDの青1TB買えば解決できる

それが高いならPrimoChashと対して変わらない値段で250GBのNVMeもある。

250GBもあればAAAクラス2本ぐらいは入る*8

 

 

モリーの領域や空のSSDを余らせるのももったいないし、売るのは面倒だし何かあったとき用の予備に置いときたいなという人になら勧められる

 

 

やっぱり一番輝く使いみちは126GBの限界メモリー積むほどではないけどSSDの消耗を減らしながらCHIAの工作したいって時

この手法が流行ってからは多分馬鹿売れしてウハウハだろうな

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

重要なのは体感なので専用ベンチはあまり当てにならない

 

f:id:NEXTAltair:20210814180149p:plain

1GiBx5

RAMの容量溢れないからDDR4-2666の規格どおりの速度が確実に出ている

 

f:id:NEXTAltair:20210814180557p:plain

64GiBx5


確保したRAM容量を超える場合

L2キャッシュに使った256M8PeGNのシーケンシャルリードがカタログで2,500MB/sで実測が2,000MB/sだったんで溢れたぶんはL2で処理かなと思ってたがまるっとそっちにキャッシュが移るるわけじゃないみたい

これでも普通のSATASSD程度には早いのでゲームプレイの時は恩恵があるはず

 

書き込みまでの時間をInfinityにしてしばいてみたらどうなるか

 

 

f:id:NEXTAltair:20210814182738p:plain

INFINITY 64GiBx5 2回目

早いっすね

 

 

 

日本語での使い方

DeePL翻訳とかあるけど日本語あったほうがやっぱ便利よな

PrimoCache を使って Intel の最新チップセットでも HDD を SSD を使って高速化する | みむらの手記手帳



ベテランの日本ユーザー

PrimoCacheで検索するとやっぱこういうキャッシュ化ソフトはシステムドライブで使うべきじゃないと改めて教えてくれる

なろぐ2

 

FuzeDriveからPrimoChashに乗り換えたユーザー

あ、FuzeDriveの解除でコケてる! そういうやつなんですよFuzeDriveってのは

PrimoCacheの効果がいまいち感じられないというのは気になるところ

Fuze Driveを解除してPrimoCacheに乗り換えた – OSAKANA TAROの謎メモ

 

*1:SSD

*2:HDD

*3:バージョンアップで変わった可能性、俺が見落としてる可能性もある

*4:普通に使うなら32GBもあればブラウザの多重起動とかもいけるんで、もっといけるとは思うがマニュアル設定で数値うつの面倒だし

*5:金持ちなら64GBモジュール4枚刺しでいけるか試したいところだった

*6:パーティション切るってのは試してない

*7:結構悠長な誤差

*8:ヴァルハラで110GB